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1: 名無しさん 2017/01/10(火) 12:00:38.93 _USER9
●JASRACは、なぜ嫌われるのか? 音楽ユーザーの自由度狭まり「悪者」に…本当に問題なのは?

日本の音楽著作物の管理をほぼ一手に担う日本音楽著作権協会(JASRAC)。
音楽作品の流通を支えてきたはずが、時に音楽ファンから「利権の親玉」として批判されます。
そんな「ジャスラック嫌い」が盛り上がる中、専門家は、より深刻な著作権制度を巡る「秘密交渉」の問題を指摘します。
国際日本文化研究センターの山田奨治教授に聞きました。

写真:楽曲の使用について詳しい説明が掲載されているJASRACの公式サイト
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■JASRACがあって助かった?

――「JASRACはなぜ嫌われるのか」。シンプルかつ刺激的な問いが編集部に届きました

最初に言っておきますと、私のような学術書を書く人間からすれば、JASRACがあって助かっている部分があるのは確かです。
本に歌詞を載せようと思った場合、ほとんどの楽曲を集中的に管理しているため、権利者を探す手間がない。
その上、利用料はとても安い。これが写真だったら、権利者を探すのに一苦労、許諾を得るやりとりに時間がかかる。
その上で、1点何万円といった高い使用料を請求されることも珍しくない。採算が合わず、写真が不掲載になることもある。
有料の講演でテレビCMの動画像を使おうものなら、権利関係が入り組みすぎて、手間と費用は写真の比じゃない。

――他の著作物はバラバラに管理されているのに、音楽だけどうして集中管理されているのでしょう?

昭和初めにプラーゲ旋風があったからです。
日本在住のドイツ人プラーゲ博士が、日本におけるヨーロッパ音楽家の著作権管理団体の代理人を名乗って、放送局に法外な使用料を請求した問題です。
『これはまずい』と国内で大騒ぎになり、法律を制定するなどして、音楽の権利を一カ所に集中して管理する団体を生むようにしたのです。それがJASRACの前身です。

――プラーゲ博士を閉め出す中で、先進的なシステムが生み出された格好ですね

著作権の処理料金・コストを大幅に下げることは、著作物の円滑な流通に有効です。
実は世の中の流れとしては、他の著作物もJASRAC的な集中管理方式に、向かう力が強くなっているんですよね。

■取り立てが厳しくなった理由は?

――それなのにJASRACはいつからか嫌われもののイメージがついた。不思議です

JASRACには、著作権法などに基づき、作品の無断利用者を告訴し、訴訟できる権限がある。
1980年代後半から、無断で楽曲を営業で使っていたカラオケ店やダンス教室、民謡教室といった零細事業者に、徹底的な請求を始めました。
件数が増えるに従い、批判も出始めたわけです。

――なぜ80年代後半からなんですか?

88年に「カラオケ店で、音楽という著作物の利用行為の主体は、歌っている客ではなく、カラオケ装置を設置するお店だ」という判決が最高裁で確定したのです(クラブキャッツアイ事件)。
その結果、カラオケ店など零細事業者への権利要求のアプローチが容易になり、取り立てが厳しくなった。
団体の知名度も上がりましたが、批判も一気に高まった。彼らがいろいろ言われるのは、やはりエンドユーザーをむいて仕事をするからでしょう。
警察でもない民間団体が著作権Gメンのごとく、法に基づくとはいえ、時に訴訟をちらつかせながら、零細事業者らからお金を集める。
かつ収益も随分ある。となると「何だあの団体は」となるのも自然です。

■公平に著作権料を負担、なぜ反発?

――でも、公平に著作権料を負担してもらいたいのがJASRACの言い分。理解できなくもない

もちろんです。一方で、音楽を楽しむ側からすれば、「(酒場で好きな曲を歌うだけなのに/この曲に合わせて踊りたいだけなのに)なぜお金を払わなきゃいけないんだ」となる。
生きていく上で生まれる「歌いたい」「音楽で踊りたい」という内的欲求に、お金を支払うことへの違和感。
さらに言うなら、表現の自由、人権に関わる問題も孕んでいる。いくら「法的にこうだ」「著作権意識が大事」と言っても、人々の生活実感と合わない。
そういう次元の問題がありますからね。

withnews 2017年1月10日 7時0分
http://news.livedoor.com/article/detail/12516929/

- 続きます -

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